- 2019年6月11日
- 懐かしい味
そろそろ梅雨に入りそうな気配になって来ました。
蒸し暑くなりますが、この時期になると思い出す懐かしい果実があります。
それは「ぐゆみ」です。本来は「ぐみ(茱萸)」ですが、私の田舎の徳島では「ぐゆみ」と呼んでいました。さくらんぼを少し長く小さくした形で、味は完熟さえしていれば、とろーっとして甘酸っぱくておいしかった気がします☺
(40年以上、食べてないので、味はややうろ覚えです。)
それを木からたくさん採って来て、縁側で姉や兄と並んで食べ、種を誰が遠くに吹き飛ばせるかを競って遊んだりしていました。まぁ、その後は庭に散らばった種のそうじを誰がするかで、ケンカに発展する流れになるのですが・・・。
そんな子供の頃を考えてると、祖父母、父や母が生きていた頃の姿や出来事も同時に思い出され、寂しいながらも懐かしくなります。そして、大家族と自然がいっぱいの中で、のびのびと育ててくれて、ありがたい事だとも思えます。
地味な果実の「ぐゆみ」ですが、いろんな意味で懐かしい思い出の味です。
「もう一度、食べた~~い!」看護師 大西