- 2018年1月15日
- 学会が有意義だった話。
培養士の林です。
2回目が来るまで温めていた話が
気づけばだいぶ前のことになっていました(笑)
去年の11月に山口の下関で日本生殖医療学会という学会がありました。
学会では全国の不妊治療施設や研究機関が生殖医療に関する
いろいろなデータを発表していて、自施設の治療方法を新しいものに
更新していくのにとても参考になります。
今回はこの学会が終わった後に、いつも培養液の発注でお世話になっている会社の方から
培養士同士の交流会があるので参加してみないかというお誘いを頂いており、
ベテランの意見を聞くチャンスだと思い参加してみました。
交流会には関東、関西、四国の培養士が数名参加していて、
自分の施設ではどのような機械や試薬を使っているか
最近の研究でこんな話があるが実際はどうなのか等々
初対面なのに仕事に関するお話でとても盛り上がりました。
この交流会で隣県のクリニックの方とも知り合うことができ、
これを機会に連携を高めていきましょう!と培養士だけではなく
先生同士でも交流する機会を作ることができました。
自施設の成績を上げることはもちろん大事ですが
患者様が引っ越し先で治療を続けたい時や
当クリニックでできないことをやっている施設があって
そこに行くことで妊娠チャンスを増やせられるのなら
他施設に紹介することも必要だと考えています。
他の施設の方が優れているとは言いません、どの施設にも
治療のやり方、スタッフの人柄、料金、交通手段など
良いところと悪いところがいろいろあります。
1人でも多くの不妊患者様が納得できる治療を受けられるように
これからもいろんな人と協力しながら仕事に取り組んでいこうと思いました。