IDAクリニック産婦人科

 
2017年11月21日
子宮頸がん検診について

当院では、保険診療での子宮頸がん検診の他、京都市の市民検診も受け付けております。がん検診をご希望でこられた患者様以外の方にも、しばらく検診されていない方にはお勧めしています。

子宮頸がんの初期症状は不正出血ですが、これに気づいてから検診した場合Ⅲ期以上の進行がんであることが多いのが現状です。また、運良く初期で見つかっても子宮頸がんの定型的な手術を行うと排尿障害やリンパ浮腫などの後遺症が残る事が多く、治療して治っても病気になる前と同じ生活ができなくなる可能性もあります。

我々産婦人科医が内診しても初期の子宮頸がんでは肉眼的にはわからないことも多いため、やはりがんになる前に、または最低でも初期のがんで見つけるためには検診(細胞診)が必要です。1-2年に1度の検診を受けていれば子宮頸がんになる前に見つけることが可能です。

検査費用は保険診療での自己負担分(3割)が1020円です。ブラシで細胞を採取するだけなのでほとんど痛みもありません。

しばらく検診してないなぁという方も是非ご検討ください。

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